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災害医療の基本を学ぶ

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まずは基本的な知識を知る

まずは災害医療とは何かを正しく理解するところからはじめましょう。災害医療は自然災害や大規模な事故が起こった際に行う急性期・初期医療のことです。より多くの命を救うことを目的としており、専門的な訓練を受けた医療支援チーム「DMAT」が42時間以内に派遣されます。災害医療を迅速に行うためにはトリアージが欠かせません。トリアージとは治療の優先順位を決めるための1つの方法で、患者の状況を色ごとに分類して医療処置を行います。

  • 災害医療とは何か?概要について

    自然災害や大規模な事故が起こった時に、より多くの命を救うことを目的とした急性期・初期医療のことです。災害拠点病院が中心となって必要な医療を提供していきますが、迅速に対応するためには各機関が連携することが大切です。まずは現場に最初に到着する消防が安全を確保した上で情報を収集し、それから医療チームが医療処置を行います。

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  • 専門チーム「DMAT」の存在

    DMATは阪神・淡路大震災がきっかけで誕生しました。災害が発生したら48時間以内に現場に駆けつけ、必要な救助・医療活動を行います。しかし、日頃から訓練していたのにもかかわらず、東日本大震災の時は想定外の状況だったこともあり適切な活動ができていませんでした。どのような状況でも対応できるように適応力を身につけることが課題です。

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  • 災害医療のカギとなる「トリアージ」

    迅速かつ適切な治療を行うのに欠かせないのがトリアージです。識別票であるトリアージタッグに必要な情報を記入し、患者の状況に合わせて「赤」「黄」「緑」「黒」に分類し、それぞれ必要な医療処置を行います。色にはそれぞれ意味があり、赤は重症者、黄・緑は重症度が低い患者、黒は回復の見込みがない患者を示しています。

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